もうすぐ1年が終わろうとしています。日々何かあり、あれこれしている内に今日になってしまいました。信じられないくらい早く時が経ちます。色々とありましたが一度も寝込まず熱が出たということもなく過ごす事が出来ていたということに今更ながら驚きつつ感謝しているところです。今年1年も色々な方にお世話になり助けて頂いて過ごさせて頂くことが出来ました。ご縁の有難さを思います。私自身は誰かの役に立つことが出来ていたのかわかりませんが年の瀬を迎える日となりました。開いただけのFBを何とかしようと少しそちらに書いたりして間が抜けていたりしたつたないブログですが1年間お付き合い下さいまして本当に有難うございました。皆様にとりまして新たな年が素晴らしいものとなりますようにお祈り申し上げます。
ブログの説明です
京都を拠点に活動する琴奏者・島崎春美のブログです。生徒さまへのご指導の他にも、各種パーティー、結婚披露宴への出張演奏を行っております。築110年の京町家「筝春庵(soushunan)」での1日お琴体験レッスンも行っています。母、錦綾子とともに「琴綾会」を主催、京都池坊「こころホール」にて生徒さんと演奏会を開いています。世界遺産・下鴨神社 専属演奏家、輪違屋・島原太夫 専属演奏家。ギターとのDuoをはじめとするジャズユニットMETIAにて、ドラムや尺八との和洋折衷セッションも行います。
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2013年12月31日火曜日
2013年12月28日土曜日
京都 琴(箏)だより(秋田犬ハローちゃん)
京都は初雪が降りました。寒い年の瀬です。知人の尺八の伴さんご夫婦は大の犬好きです。大きな秋田犬の「きてぃちゃん」を本当の娘の様に可愛がってられまして寝る時には3人?川の字になって寝ているという位家族同様のワンちゃんです。何しろ大型犬ですのでインパクトがありますが昨日新たに「ハローちゃん」という新顔の秋田犬の家族が増えましたということで、わざわざお顔を見せに来て下さいました。長崎のペットショップに6ヶ月居たそうですが多分一度も散歩に連れて貰ったことがなさそうで筋肉がついてないということです、抱っこしてあげたらカタカタと震えていて本当にジッとして大人しくしています。長い間、お店で飼い主になる人がなくて孤独にしていた様子です。1万円で引き取って来られたそうですが本当に良き方に見つけて貰って幸せですね。岡山のご実家のご両親が飼い主さんになられる様ですが昨日伴さんのお家へ来て初めて散歩したりしたそうです。もう大きくなり過ぎていたからこのままお店にいたらどうなっていたかわかりません。新しい年の前に優しいご家族に迎えられて良かったなあと思います。
2013年12月27日金曜日
京都 琴(箏)だより (和が好き!お琴体験)
昨日、今日と寒い京都ですが東京より看護士さんの可愛い方が「筝春庵お琴体験」に来て下さいました。お忙しいお仕事の中、大好きという京都へ一泊二日の観光に見えたそうです。和が好きですということで茶道をされております。エレクトーンを習ってられましたので音感も良く「さくら」を上手に弾かれましたので早速合奏にチャレンジして頂きました。他の曲も弾いてみられクリスマスの曲も弾けました。「押し手」の奏法が難しいと言われておりましたが箏に興味を持って頂けた様で良かったです。病院では産婦人科のご担当の看護士さんということでしたがお仕事のお話などお伺いさせて頂きました。年に何度かは京都へ来られるそうですので機会がありましたら又、来て下されば嬉しいなと思いました。
京都 琴(箏)教室だより (干支の飾り)
お稽古に来てくれた生徒さんが「おばあちゃんが作りましたので」と可愛い干支のお馬さんをプレゼントしてくれました。地域の手芸教室で作り方を習われたということですが親子の馬です。とても上手に作ってありますね。この生徒さんのお家の箏は一緒に住んでられるこのおばあさまに買って頂かれたもので春のおさらい会には、いつも彼女の演奏を見に来て下さっております。和が大好きというおばあさまですがご子息である、生徒さんのお父様がお身体が良くなく今はご自宅で療養されております。きっとおばあ様は色々な事がご心配だと思います。手芸が趣味でお家で作ってられることが多いそうですが、この親子の馬を色々な思いで作られていたと思い胸があつくなりました。家族の絆はかけがえのないものです。皆様が健康で仲良く来年が過ごせますようにとお祈りしています。
2013年12月22日日曜日
京都 琴(箏)教室だより (可愛いおチビちゃん達と)
京都はここ3日ほどとても寒い日々です。学生の時から箏のお稽古に来てくれている生徒さん達も気がつけばお母さんになってられて本当に月日の経つのを早く感じます。共に来年から幼稚園、保育園が始まるという3歳の二人のおチビちゃん達がお母さんと一緒にお稽古に来ました。女の子は来年から小学校のお兄ちゃんがいます。男の子は伊賀上野から今日はお父さんも一緒です。お稽古すんで「私も弾けるよー」とミチルちゃん、「おかあさんがんばってー」とお稽古前のお母さんを激励する?こうちゃんは電車が大好き、山手線のおもちゃがお気に入りです。会う度に出来ることがどんどん増えてきて凄いなあと思います。楽しいことがいっぱいあるみたいで私も嬉しくなりました!
2013年12月20日金曜日
京都 琴(箏)教室だより (箏春庵お琴体験のお客様)
寒いなと感じた一日でしたが今日は祇園の円山公園内にあります「吉水」さんというところのご紹介でアメリカのダラスからギタリストの方が「箏春庵お琴体験」に見えました。とても華奢な方でしたが箏にとても興味があるということで色々と熱心に質問されたり何度も合奏にチャレンジされてスマホでしっかり録音もして一生懸命お稽古されました。持って来られたギターで何と「さくら」をご自分でアレンジされたという曲を最後に聞かせて頂きましたが、とても素敵な演奏で覗きに来ました母も感心しておりました。この曲が大好きなんだそうです。今日はこれから箱根に行かれるということでしたが荷物も多くお持ちでしたので二条駅まで車でお送りしました。日本語が通じにくく心配でしたので切符を買われてホームへ上られるまでお見送りしてお別れしました。「又、日本へ来る時に来て今度は一緒に弾いたりしたい」と話されて私も何だか時間がもう少し余裕があれば良かったのにと残念に思いました。いつでも又、尋ねて下さればいいねと母と話しておりました。これからまだアジアの国を何カ国か演奏で回られるそうですので、どうぞお気をつけてお元気でと願います。
京都 琴(箏)教室だより(箏春庵お琴体験の取材で)
京都は小雨の一日でしたが今日はJAから出版されている「家の光」という月刊誌の取材がありました。一般の書店ではなく定期購読されているところへ届けられる雑誌だそうです。京都での体験ということで「箏春庵お琴体験」を取り上げて頂きました。カメラマンの方と取材担当の方に取材が終わってから「お琴体験」にチャレンジして頂きましたがなかなか上手に弾かれておりました。4月号位に載る予定だそうです。ちなみに1月号の表紙はスケートの高橋大輔さんでした。
2013年12月15日日曜日
京都 琴(箏)演奏だより (最後の披露宴演奏)
今日は下鴨神社供御所で今年最後の披露宴演がありました。御身内と親友だけを招かれた宴です。ご夫婦は高校の同級生で愛知の方から皆様お越しになりました。新婦様のお父様は御目が不自由でしたのでお兄様がお父様の横につかれてお世話をされておりました。新婦様とお兄様のご兄弟はお父様とおばあさまに育てて頂かれたという事です。「父と祖母は一生懸命私達を育ててくれました、今日は祖母はこちらへ来られませんでしたが本当に二人に感謝しています。」と新婦様はご挨拶されお優しそうなお父様は、そのお言葉をじっと聴かれておりました。お兄様には可愛い3人のお子様がおられまして末っ子の男の子が7ヶ月の赤ちゃんでしたが、とても可愛く箏が気になった様子で私の方にお顔を向けてばかりでした。朝早く7時にお家を出られて又、宴が終わるとすぐに帰られるそうです、お姉ちゃんが小学校一年だから学校が明日あるからとお母様に伺いました。司会者やお着物の介添えはありませんでしたので全て新郎様が色々と皆様のお世話をなさっておられ、お足の悪いおじい様に靴を履かせてあげたりと最後まで皆様に心配りをされておりました。今日までお育てになったお父様のご苦労は大きかったと思いますがこうして優しい皆様がご家族になられて新しい家族が増えました。どうぞ皆様、仲良く大きなご家族になられますように、お幸せにとお祈り申し上げます。
2013年12月10日火曜日
京都 琴(箏)だより (師走の京都、徒然に)
何だか色々とありましたが気がつけば日が経っております。紅葉を観にいきたいなと思いつつ演奏で外に出た折、ほんの少し紅い色付きを垣間見ております。先週は下鴨神社で昨日は妙心寺退蔵院で遭遇?出来ました。退蔵院では香港からのお客様をお迎えして副住職様が流暢な英語で素晴しいお寺の案内を皆様にされました。箏も喜んで下さり、箏の楽譜を珍しそうに覗き込んでられました。今日はカナダに御住いというご夫婦が一日だけのお稽古に来られました。京都芸大卒で声楽をされていたというだけに現地で琴を一年前から始められたとのことでしたが大変上手に弾かれておりました。1年に一度こちらへ帰られるそうですが3年前に下鴨神社で結婚式をあげられた素敵なフランス人のご主人と仲良くこれからフランスへ寄ってから帰国されるそうです。効率的な弾き方など基本のことをお伝えして「六段の調べ」をしっかりお勉強されました。「十七絃の音が好きで弾いてみたいな」と話されておりましたが音のとりも良く音楽の素養がかなりある方ですので機会があれば是非チャレンジして弾いて頂けたら嬉しいなと思いました。
2013年12月2日月曜日
京都 琴(箏)だより (箏春庵お琴体験)
ウチの町家「箏春庵」で行なっている「お琴体験」ですが今日は「オススメ京都」さんからご依頼のお客様をお迎えさせて頂きました。遠く鹿児島より年に1、2回は好きで訪れますという京都で「お琴体験」です。午前中は心得のある茶道をということで「福寿園」に行かれまして午後からは妹様が習われているという琴にチャレンジして下さいました。ピアノを弾かれているということで音のとりも良くしっかりとした音色で、上手に弾かれ合奏も出来ました。正座も苦も無くきちんと座られておりました。地元の美味しいお菓子を持って来て下さりお心遣い頂いて恐縮致しました。お偉いお医者様の様でしたが今日は本当に良き生徒さんでした。箏にも興味を持たれ上手に弾かれましたので機会がありましたら今度は是非もう少し難しい曲を弾いて頂きたいなと願っております。お疲れ様でした。
2013年12月1日日曜日
京都 琴(箏)だより (箏春庵でお友達と)
気がつけばもう12月となり本当に時の経つのが早くて驚きます。東京で箏の勉強をしていた頃からの永年の親しいお友達に三味線演奏家の田中悠美子さんという楽しい方がおられます。彼女の芸は素晴しく凄いなあといつも感動します。国内はもとより外国でも演奏されておりいつも大変忙しい日々を過ごされていますが先日、京都で演奏があった後、一緒に出演されたオオタスセリさんという芸人さんと箏春庵へ遊びに来て下さいました。スセリさんはお箏が初めてということでしたので少し「お箏体験」にチャレンジして頂きました。176センチという背の高い方でしたが才能のある方でお話ししていてとても勉強になることが多かったです。古い町家ですが、皆さんが訪ねて下さり有難いことだと感謝しています。
2013年11月25日月曜日
京都 琴(箏)演奏だより (披露宴お箏演奏で)
京都は雨の一日でした。月曜日ですが下鴨神社の方では今日、6組の結婚式が行なわれていた様です。午後から供御所での披露宴演奏に行きました。17名とご身内の温かな宴です。新郎様のお家は長野ということでしたが幼い時にお父様を亡くされお母様とお父様代わりにもなり支えて下さったという叔母様、おばあ様と共に大きくなられました。遠方ということもあり今日は新郎様の方はお母様お一人だけでのご出席となりました。お世話になった叔母様に是非今日の日を見せてあげたかったと新郎様。新婦様は最愛のお兄様を最近亡くされ残された幼い二人のお子さんのことを考えるといたたまれなくてとご挨拶されました。色々なことがあっても今日のこの日を迎えられこれからは二人力を合わせて新しい日々を歩まれます。宴の終わりの新郎様の御挨拶を聞いていて私は涙が出ました。どうかお幸せにと祈ります。新郎・新婦様始め皆様が箏を喜んで下さり夫々にお声掛けして下さいました。ご縁があり今日来させて頂いたことに私も感謝致しました。
2013年11月24日日曜日
京都 琴(箏)だより (鳴門の渦潮)
11月は何かと慌ただしい日々でしたが近所のスーパーで貰った応募券が当たりまして日帰りのバス旅行へ行って来ました。淡路島を通り抜け徳島まで行き大鳴門橋の橋桁に設けられた吹き抜けの遊歩道から45m下のうず潮を見るのですが高所恐怖症ですので、かなり怖い思いをしてきました。足元のところがガラス張りとなっている箇所があり足が震えます。地球の引力の関係からなる不思議なうず潮の現象ですが丁度、その日は干潮が2時頃で、その時間に見られるということでしたので運が良かった様です。自然の力は凄いものですね。その後、「阿波おどり会館」で阿波おどりの説明やおどりを見学しましたが本場のおどりは、とても芸術的で流れるような動きに感心しました。招待旅行というだけに午前に西宮にある宝石のお店に連れて行かれ?2時間近く足止めされまして、その後徳島へ行って帰ってと長時間のバスでしたので車酔いして散々な思いをしてしまいましたが、初めてうず潮を見、阿波おどりの真髄に少しだけ触れさせて貰い勉強になった一日でした。
2013年11月18日月曜日
京都 琴(箏)だより (博多はじき)
東京の野坂先生のところにお世話になっておりました時に、一緒だった福岡のお友達のお嬢様がこの秋結婚されました。22歳と可愛らしい花嫁さんでしたが本当に時の流れの速さに今更ながら驚く今日この頃です。先日もそのお友達と夜に長電話して何年ぶりかのお互いの日常を?語り合いました。懐かしく、でも昨日のことのように感じる東京での日々です。さてそのお友達から可愛らしい、おはじきを送って頂きました。素焼きのおはじきは、はじいて遊ぶことから悪災をはじくといって厄除けのお守りになる縁起物の様ですが白彫会の「博多はじき」というもので、これは博多人形師の手により博多人形と同じ工程を経て創られるそうです。「白彫会」は昭和23年に発足し個性の尊重と内面的表現を課題として毎年、新作博多人形展を開催し明日の人形作りをめざして活動を続けてられますが、おはじきも年代わりで作品を出されているようです。博多名物となり並んで皆さん買い求められるという貴重なものです。今年のテーマは「なつかしの小学校」ということで昭和の時代の小学校を思い出しながら制作されました。本当に温かみのある素敵なおはじきで心が暖かくなりますね。
2013年11月17日日曜日
京都 琴(箏)だより (祇園でいけばな)
秋晴れの京都です。朝からお稽古でしたが午後は一人だけでしたので終わってから祇園甲部歌舞練場内にある祇園八坂倶楽部である「いけばな小原流展」へ行きました。私の幼稚園の時の担任の先生とナント今現在も交流がありまして先生が長く続けてられます、こちらの花展のご案内を頂いたので母と見させて頂きました。優しい先生は私の家の会やリサイタルの時に必ず来て下さり声をかけて下さいます。今日も会場を案内して頂いたり後でお茶室で芸子さんのお手前のお茶に誘って下さいました。こちらの歌舞練場では以前毎年箏の会がありましたので懐かしいなあと思いながら楽しませて頂きました。お庭には鯉が沢山いましてお二階の窓から庭を眺めておりましたら舞子さんが歩いて行かれて京都らしい素敵な眺めでした。虎屋さんのお菓子の載ったお皿は都おどりのお皿で昔、よく色の違うこのお皿が家にあったなあとこれも懐かしく戻ってから頂いたお皿を見ながら昔?を思い出していました。
2013年11月15日金曜日
京都 琴(箏)演奏だより(京都島原 輪違屋さんで)
立冬を迎え寒くなった京都です。昨日は久し振りに島原の太夫さんのお座敷がありました。太夫さんがご病気になられましたので暫く伺っておりませんでしたがリハビリを頑張られ、お座敷に出られるまでになられましたので私も本当に嬉しく思っております。太夫さんの舞いが終わるといつもは失礼させて頂くのですが昨日は宮川町の可愛い舞子さんが来られておりお客様も大阪から来られているということで折角なら舞子さんの舞をということになり私が舞妓さんの地方もすることになりました。「祇園小唄」を皆様が喜ばれますので「春」と「秋」を舞って頂きました。普段は芸子さんがお三味線で務められますが太夫さんの舞は箏ですので箏でさせて頂きました。「これもいいですなあ」と皆様が喜んで下さいましたのでさせて頂いて良かったと思いました。輪違屋さんへ伺うのももう長きに渡り禿(かむろ)さんをされていた女将さんの小さなお孫さんが今はもう成人され会社にお勤めされているとお聞きし、時の流れの速さに驚きました。お元気な女将さんでしたが流石にお年を重ねられ、お会いして懐かしいお話しをさせて頂きましたが裏にまわっておられました。年月は経ってもいつもの輪違屋さんのお部屋は時が止まっているかのように感じます。一人でお二階に上らせて頂いて「紅葉の間」や「傘の間」、飾られている「紅葉狩り」の名前のついた太夫さんが身につけておられた内掛けをしみじみ観ておりました。
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