今日は下鴨神社供御所で今年最後の披露宴演がありました。御身内と親友だけを招かれた宴です。ご夫婦は高校の同級生で愛知の方から皆様お越しになりました。新婦様のお父様は御目が不自由でしたのでお兄様がお父様の横につかれてお世話をされておりました。新婦様とお兄様のご兄弟はお父様とおばあさまに育てて頂かれたという事です。「父と祖母は一生懸命私達を育ててくれました、今日は祖母はこちらへ来られませんでしたが本当に二人に感謝しています。」と新婦様はご挨拶されお優しそうなお父様は、そのお言葉をじっと聴かれておりました。お兄様には可愛い3人のお子様がおられまして末っ子の男の子が7ヶ月の赤ちゃんでしたが、とても可愛く箏が気になった様子で私の方にお顔を向けてばかりでした。朝早く7時にお家を出られて又、宴が終わるとすぐに帰られるそうです、お姉ちゃんが小学校一年だから学校が明日あるからとお母様に伺いました。司会者やお着物の介添えはありませんでしたので全て新郎様が色々と皆様のお世話をなさっておられ、お足の悪いおじい様に靴を履かせてあげたりと最後まで皆様に心配りをされておりました。今日までお育てになったお父様のご苦労は大きかったと思いますがこうして優しい皆様がご家族になられて新しい家族が増えました。どうぞ皆様、仲良く大きなご家族になられますように、お幸せにとお祈り申し上げます。
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