ブログの説明です

京都を拠点に活動する琴奏者・島崎春美のブログです。生徒さまへのご指導の他にも、各種パーティー、結婚披露宴への出張演奏を行っております。築110年の京町家「筝春庵(soushunan)」での1日お琴体験レッスンも行っています。母、錦綾子とともに「琴綾会」を主催、京都池坊「こころホール」にて生徒さんと演奏会を開いています。世界遺産・下鴨神社 専属演奏家、輪違屋・島原太夫 専属演奏家。ギターとのDuoをはじめとするジャズユニットMETIAにて、ドラムや尺八との和洋折衷セッションも行います。

島崎春美のホームページ←クリック                    「はてなブログ」←クリック(以前のはてなブログもご覧ください)。

左の欄はyou tube動画を並べてあります。
↓↓左欄の下のほうから(年/月)過去のブログが見れます。                      右の欄は↓春美のブログです。↓       

2014年7月30日水曜日

京都 琴(箏)だより (町家再生を)

私がご依頼でお引き受けしている「お琴体験」の「MeetUsKyoto」さんの若い方々がこの程、京都の町家を借りて自分達で綺麗にして宿として運営されることになりました。先日は千本鞍馬口の「船岡山温泉」(銭湯です)近くのこの町家でお披露目会があり後、親睦会がありましたのでお話し伺ってきました。主に海外の方向けに1軒貸しというというスタイルで貸されるそうです。台所もあるので何人かで町家体験が出来ますね。畳をあげて床を木にしたり机を手作りしたり庭も石をホームセンターで買ってきて敷いたりして学生さんが一生懸命皆で協力しました。早速、9月にアメリカから4人で京都に来られる方達の何日かの予約も入ったそうです。手作り感あふるる素敵な町家です。外国の方ならず日本の方も京都へ来られたらホテルよりいいと思いました。

2014年7月26日土曜日

京都 琴(箏)だより (京都下鴨神社「足つけ神事」へ)

まあ暑い暑い京都です。下鴨神社の「みたらし祭り」(足つけ神事)に行きました。こちらの池の水は水量も豊富な為驚くほどの冷たさです。今日は流石に暑さが厳しいのでと思いましたが足をつけた瞬間スッーと汗がひきました。無病息災を祈りつつ灯したおロウソクが消えそうになりましたが何とか持ちこたえ池を出た後はご神水を頂きました。献燈のお提灯を見つけ神社の方にご挨拶し参拝してきました。ちゃんとみたらし団子もお供えしてありました。

2014年7月23日水曜日

京都 琴(箏)だより (ザ・リッツカールトン京都)


京都は観光都市ですので多くの観光の方が来られます。春の桜や秋の紅葉の頃になるとホテルなども本当に空きがないそうです。ですが何故か長く親しまれていたホテルが無くなっていったりもしており寂しく思うことも多くなりました。知人の方々が「京都の好きなホテル」として人気であった「ホテルフジタ」も、そうでした。この春よりこの地で新しいホテル「ザ・リッツカールトン京都」が出来ました。ご縁を頂いて今日初めて伺わせて頂きましたが本当に綺麗な素敵なところです。お客様をお迎えされる為にホテルの方々は日々努力されておられるのだと思いました。どの地でも勿論そうなのですが特に京都は古い都市ですので色々な風習や人間関係などあり新しいことを始めることに色々と気を遣うことが多いところなのではないかと想像します。ご依頼頂きホテルの方々が大切におもてなしされるお客様に演奏させて頂くことがありました。その時に皆様が一致団結されて本当に甲斐甲斐しく心配りをされてお客様をお迎えされておられる姿を目の当たりに致しました。接客のことなど無知な私には知るすべもありませんでしたがプロのホテルマンの姿を感じ感銘を受けました。着物姿で外国からのお客様と応対されていたお若い方の英語も、とても綺麗な英語だったことも思い出しました。素敵な皆様が作っていかれるホテルが京都を訪れられるお客様に良き想い出の場となりますようにと願います。きらきらした綺麗なものが目に入り近くによると琵琶でしたので記念に1枚写真を撮って頂きました。家に戻ると出かける時から寂しそうにしていた我が家の老猫が階段で寝ておりました。ずっと帰りを待っていたようです。

2014年7月21日月曜日

京都 琴(箏)教室だより (お琴体験・イギリスから)

連休で皆さんは海へ山へとお出かけだと思います。暑い京都です。今朝はワックジャパンさんからご依頼ありましたのであちらの町家でイギリスからのゲストの方に「お琴体験」指導させて頂きました。「こんにちは」と日本語で挨拶されて驚きましたが少し日本語を話されお聞きしたら勉強されてられるとのことでした。過去にも日本が好きで言葉や文化など自国でかなり勉強されてられる方が多くて嬉しい反面この日本という今の国が他国の方々に胸を張って誇れるものを持ち合わせているのかと考えてしまうことがあり恥ずかしくなる時がああります。私達は良き日本の文化や日本ならではの良いところを自分達も勉強しながら大切にしていかなければいけないと思います。学生さんで日本が好きなお嬢さんですがバイオリンを弾かれているということで一生懸命練習されて合奏までいきました。スマホで合奏やご自分だけの演奏なども録音され最後に、お聞かせした私の演奏も本当に喜んで下さいました。良かったです。日本には3週間滞在されるということですが他には行かず、ずっと京都で過ごされるとのことです。それほどまでに気に入って下さる京都ですから私も出来ることで京都の為に努力することをしなければと思いました。

2014年7月19日土曜日

京都 琴(箏)教室だより(チビちゃん達も祇園祭りへ)


お稽古に来たチビちゃん達に聞いてみると皆、「祇園祭に行ったよー」とのことです。学校があるのと夜店が楽しみなので夕方から夜の宵山などに家族で行ってきたそうですが。皆、「モノスゴイ人出で・・・」と言っています。小夏ちゃんは金魚すくいをした話しをしてくれましたがナント「カメすくい」「どじょうすくい」などというものまであったそうで、「どじょうすくい」のおじさんは「飼ってよし、食べてよし」と言って番をしていたそうですがこれはあまり良くないですね、あんまりです。「カメすくい」なんて不思議なものも今はあるのですね、1年生の弟はカメさんすくいに挑戦したけれどすぐに紙が破けてカメさんを1匹持って帰って家で飼ってます、とのこと。「でもミドリガメやから池とかには放してはいけないの。だからずっと大きくなっていっても家で飼い続けないといけないみたい。妹はカメピーと名付けて可愛がってはるけど・・・」と浮かない顔です。色々と悩みがあるものですね。

2014年7月17日木曜日

京都 琴(箏)演奏だより (素敵な町家で)

お祭りの時はやはり暑い京都です。今日は以前にお伺いした素敵な町家へ演奏でお邪魔してきました。おくどさんもあり蔵もあるという京都らしいお家ですがこちらには著名なイギリスの方が住んでおられます。東京にもお家があるそうですが13歳の可愛いワンちゃんに今日は会えました。宵山ですのでお客様をお迎えされておりましたが私達日本人よりずっと日本文化を大切にされてられ色々なお話しを伺って私は大変勉強になりました。演奏はこちらに置かれている本当に高価な美術品の様な琴で弾きました。

2014年7月14日月曜日

京都 琴(箏)だより (祇園祭の屏風祭り)

昨日も夜、凄い人出という祇園祭ですがお稽古の合間に自転車でフラッと出かけました。町家所蔵の屏風などを見たくて行きましたが今はそういうお家も少なくなってきており少し寂しい気がしました。お弟子さんに教えて貰ったとおり新町通りと室町通りを歩いてみましたが観光の方はかなり沢山来られておりました。呉服屋さんではまあ色々な小物など売っていますね。雲行きが気になり早々に戻りましたが家へ着くと雨がきつく降ってきました。

2014年7月12日土曜日

京都 琴(箏)だより(祇園祭 岩戸山の)


来週は祇園祭の京都です。多くの「鉾」や「山」が立ちますが「岩戸山」のお町内の方がいつも「粽」を下さいます。小さい時は中に食べられるものが入っているはずと思っていましたがこの粽は厄除けの飾りになるものですので食べ物ではありません。古事記に「天岩戸が開かれて、日本の國は闇から脱し五穀豊穣、人々は幸せに暮らすようになった」とありますがこの「岩戸山」は室町時代、戦乱の中から京の町衆が幸せを願ってこの神話の神々をご神体と仰ぎ立派な「曳き山」にして今日に至っています。粽と一緒に「末富」さん特製のお煎餅も頂きましたが京都らしくていいなあと思いました。凄い人出だろうとは思いますが折角京都におりますので出かけてみようかなと思う今日この頃です。

2014年7月11日金曜日

京都 琴(箏)だより(托鉢の修行僧の方)


私は他の府県のことはわかりませんが京都はお寺が多いですので朝、修行僧の方の姿をよくお見かけ致します。大きな声を発しながら歩かれているのですぐに気がつきます。昨日は雨にもかかわらず多くの方が通って行かれました。こんな雨なのにと思いましたがどんな天候でも歩かれているようです。今朝も声に気付いてベランダから見るとご近所のお家で托鉢を受けてられました。

2014年7月7日月曜日

京都 琴(箏)演奏だより (アナと雪の女王 Let it go  :琴2重奏録画しました)





今、どこへ行っても聴く「アナと雪の女王」の曲です。私は無知なのでいつも世間の動向がよくわかっておりません。「箏で弾いてみたらいいよ」と言われて「何それは?」という呑気さでしたが生徒さんのチビちゃん達に映画の内容など教えて貰いまして漸く昨日弾いて録画してみました。ピアノ譜を使ったので音楽的にはこれから考えなくてはいけない感じなのですが取りあえずということで勘弁です。結構間合いが難しいなあと思いながら弾きました。低音をお弟子さんが弾いてくれました。

2014年7月6日日曜日

京都 琴(箏)だより (サボテンの花)

毎年この季節になると母が育てているサボテンに花がつきます。たった1日でしおれてしまう、はかない花です。以前飼っていた犬(マルチーズ)が大変食いしん坊で咲いたサボテンの花の写真を撮るべく鉢を部屋に持ち込んだ一瞬のスキに彼はパクッと花を食べてしまいました。「カメラ構えてシャッターのぞいたら肝心の花があらへんかった!」と母が激怒していたことを思い出します。折角咲いたサボテンですので昨日は隣の「箏春庵」の前に出しておきましたら「変わってますなあ」と道行おばあちゃまがお声かけして下さいました。

2014年7月4日金曜日

京都 琴(箏)だより (1粒残すのが流儀なんです)

我が家の飼い猫は彼自身の食事の作法があります。「美味しかった、もっと欲しいです」という希望がある時にのみフードを1粒だけ残します。猫の流儀なのかなと思っていましたがよその猫はそんなことはしないようです。可もなく不可もなくという普通の時はしませんので、わざわざ1粒だけ残している時は彼なりの自己主張なのだと受け止め、もう少しだけ足してやります。

チキチキバンバン(琴とギター) ChittyChittyBangBang (koto&guitar)

「琴綾会演奏会」での子供達の仲良い合奏です。