2年半ほど箏を教えていた生徒さんは周りの人との関係が得手ではない面がある子でした。最初は全く言う事を聞いてくれなく途方に暮れることも多く箏爪をはめることも楽譜を見ることも拒否されて、もう無理だなぁと思いながら何とかしようと好きな曲を聞いて手作り楽譜を用意し何とか突破口を?開こうとアレコレ奮闘致しておりました。最近になり漸く自分から爪をはめたりしてくれるようになり小さい音ながら一緒に合奏したりして楽しめるようになってきました。このほどお母様のお仕事の関係で2年程アメリカのテキサスに行くこととなりまして昨日が最期のお稽古でした。絵心のある子で来ると黒板に面白いものを書いてくれます。昨日もコレを書いてくれました。「右の感想が左だよ」とのことです。頭は良いけどシャイだしポーカーフェイスだし、何考えてるのかわからないことが多かったけれど、ここへは自分の意志で来てくれており結構?気に入ってくれて私にも、それなりに?心を開いてくれていることを実感していました。最後にお菓子をプレゼントしてくれて「長い間、ありがとう」と言ってくれました。おばあ様を教えているので今後の動向も分かるのですが、仲良くなったので会えなくなることをとても寂しく思っているところです。いじめもあったようなので中学校に行きたくない、とも話していましたがアメリカは,この子にはとても合う気がしていますので、きっと自分らしくのびのびと過ごせるように思います。元気でね、エールを送ります!
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