京都 琴（箏）だより（煎茶道の出会いに感謝致します）

 今日は、ご案内頂きまして煎茶道「二條流雅悠会」のお茶会に参加させて頂きました。同じ茶道でも抹茶でなくお煎茶を使った日本文化に触れさせて頂くのは初めてでしたので大変興味深く感銘を受けました。一つの急須を使い何名かの方々と同じお茶を頂くことは同じ茶道であってもお茶室のしつらえや作法等、重々しい、お抹茶のものとは少し趣が変わり中国の文化人達の自由な精神を受け継ぎ自然を愛し、風流な感じがします。茶器やしつらえのお品も中国の漢詩を取り入れたものなどでした。今現在は政治的なことで少しギクシャクしている様子の隣国との関係ですが文化の繋がりは深いものがあることを感じました。玉露、お煎茶のお茶はとても味わい深いものでした。素晴らしい茶道の文化に触れさせて頂きましたこと深く感謝致しております。