京都 琴（箏）教室だより （上手く弾けたらいいな）

過ごしやすい京都です。午後にわか雨の合間をぬって子供達が合奏のお稽古に来ました。9月6日にＪＥＵＧＩＡ三条本店5階にある「ＪＥＵＧＩＡミュージックサロン」で2時半からあるギターのコンサートにギター教室の男の子達と「チキチキバンバン」と「エーデルワイス」を一緒に弾かせてもらうことになりました。普段はお箏とだけですがギターとの合奏は楽しいらしく皆、とても嬉しそうです。「チキチキバンバン」はウチの春の会で弾いたけれど「エーデルワイス」は短いながらギターの子達とは当日初めて合わせ練習して弾きます。箏とギター用にアレンジして楽譜を作って貰ったからどんな合奏になるのかな？私も楽しみです。生徒さんも弾いて楽しいコンサートなのでお時間あればいらして下さいね。

京都 琴（箏）だより （旧友と盛り上がりました）

その昔？東京の「ＮＨＫ邦楽技能者育成会」で勉強していた時のお友達が箏春庵へ遊びに来てくれました。お箏が上手で頭の良い優秀な彼女は同じく関西出身ですがその後「邦楽ジャーナル」という邦楽の雑誌の編集のお仕事につかれて東京におられます。本当に何十年ぶり？にゆっくりとお話しが出来て色々な話題で盛り上がりました。その当時はわかりませんでしたが箏を始めた動機や箏への思い、上京するまでの色々な紆余曲折など沢山お話しを伺って今更ながら彼女の箏への情熱の強さを感じました。久しく会わなくても何の違和感もなく仲良く一杯話しが出来ることの幸せを感じました。本当に嬉しかったです。お友達はいいですね！今日はご実家へ久しぶりに帰られるということでご両親様が楽しみに待ってられるということです。どうぞこれからもお元気で素敵なお仕事を頑張って下さいね。二人で写真も撮りましたー！

京都 琴（箏）だより （常磐津一巴太夫先生）

雨が降り少し秋めいた京都です。演奏に出かけた先で手元に置いている懐中時計があります。常磐津一巴太夫先生の何かの記念の時に戴いたものでしたが、とても見やすいので大切にして使っています。その先生が先日お亡くなりになりました。子供達の為に芸をご指導されていた旅先でのこととご家族からお伺いしました。お母様が芸に明るい方でお小さい時からお母様に連れられてお稽古や何やといつもご一緒されていたと母から聞いていました。以前のお家が同じお町内ということもあり昔から温かな交流を持たせて頂いて折につけて先生の芸のご苦労話しや支えられた良きお母様のことなど沢山お話しをして下さいました。喉をことのほか大切になさって楽屋では大きな声？でガラガラーといつもうがいをされて万全を期しておられました。恰幅の良い大きな先生はお顔がみえると大きな声で「春美ちゃん元気ですか？」とお声かけして下さりニコニコとしてお話しして下さいました。少し前の会の後の懇親会で久しぶりにお会いした時に大きかった先生が小さく細くなってられて驚きましたがまさかこんなに早く旅立たれるとは思いませんでした。本当に寂しいです。芸の道に生きられお若い方の指導にも力を注がれていた本当に素晴らしい先生でした。　合掌

京都 琴（箏）教室だより （本も買いました）

習った曲が好きで興味があり本が出ていたのをみつけてみました。という和が大好きのお弟子さんは今日は祇園祭の時に買った浴衣と帯で来てくれました。柳柄の可愛い浴衣がよくお似合いでした。本もレトロで素敵ですね。

京都 琴（箏）だより （可愛いお客様）

今日は娘のお友達の可愛いお嬢さんが「箏春庵」へ遊びに来られました。先日お仕事で１カ月のアメリカ滞在より戻られたばかりだそうですが京都が好きで「京の夏の旅」で一般公開されている「輪違屋」さんを見た後、ウチヘ来られたそうです。「ＧＣＡ　ＳＡＶＶＩＡＮ」という会社のアナリストをされております。お母様が着物が好きとのことです、ピアノをずっと習ってられたそうです。楽しいお話しを色々と伺いましたが「お琴体験」にもチャレンジ！母が教えましたが上手に弾かれたそうです。私の演奏もとても喜んで下さいました。今日はこの後、伏見稲荷へ行かれて明日はお友達達とレンタカーで天橋立の漁師さんがされている宿に泊まられるそうです。お家は横浜とのことですが海が大好きで日本海に興味があったそうです。背が高くて姿勢も良く可愛らしい素敵な方です。明日のお天気を少し心配されていましたが、楽しみにされている天橋立ですのでどうかいいお天気でとお祈りします！

京都 琴（箏）だより （千円コンサート）

箏春庵で毎月第３木曜日にしている「千円コンサート」の日でした。教会の神父さんや看護師さんやと色々なお仕事の方が来て下さいました。趣味でずっとギターの弾き語りをしていますという方が来られましたので歌って頂いたりした後、皆さんと和やかにお話ししました。

京都 琴（箏）教室だより （町家お琴体験）

何しろ暑い京都ですが「箏春庵お琴体験」に今日はイギリスからとカナダからの可愛い仲良し女の子が来られました。山形で高校の英語の先生を共にされていた時にお友達になられたとのこと。イギリスからのアマンダさんは来日４年目で現在は京都大学で免疫学のお勉強をされておりカナダからのナタリーさんは今も山形で英語の先生を続けておられるそうです。本当に仲良いお二人です。「さくら」を頑張って弾かれた後は色々なお話しをさせて頂きました。京都の「舞妓さん」のこと、お互いのお国の事など一杯一杯お話ししました。アマンダさんは山形で可哀想な状態であった猫ちゃんをレスキューしてあげて家族となり京都まで連れてきたとのこと、１５歳からベジタリアンなのは動物が大好きだからとのことです。本当にお優しくてスマホで沢山撮ってある猫ちゃんの写真を見せて頂きました。お二人共に本当に優しく心の綺麗なお嬢さんでした。

京都 琴（箏）教室だより （京都は大文字ですが）

８月１６日は京都では「大文字の送り火」があります。ですが朝から凄い雨でしたので大丈夫なんでしょうか？お盆でしたがお弟子さん達が来月に下鴨神社である「名月管絃祭」のお稽古をしましょう、ということで集まって仲良く合わせ稽古をしました。一人一人練習するより合奏は皆でお稽古した方が楽しいですね。この夏は雨が多く降ったり台風が来たりとしていましたので当日の天候が無事なことを皆と祈っているところです。

京都 琴（箏）だより（優しいおじさんが）

段ボールや新聞やと紙のものは気が付けばどんどん増えていきますので処理が大変ですが近くに最近そういう紙類を集めて処理施設に渡すお仕事をされているところを見つけました。とても気のいいおじさんが近くでされてられますので自転車で持っていかせて頂いていますがわざわざ取りに来て下さることもあります。先日も古新聞が増えたので持って行ったら「問屋さんが沢山くれはりましたんでどうですか？よかったら使わはったらどうです？スカートなんですわ」と袋に入った新しいスカートを何枚か取ってきて下さいました。少し驚きましたが折角声かけして下さったので喜んで戴いて帰りました。家に戻り母に見せたら「いやあええやないの、私ももらうわー」と言って持っていきました。早速裾を切り（丈が長めでしたので）使えるようにしたようです。人情味あふるる楽しい方達とご縁があり嬉しいなと思っているところです。