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京都を拠点に活動する琴奏者・島崎春美のブログです。生徒さまへのご指導の他にも、各種パーティー、結婚披露宴への出張演奏を行っております。築110年の京町家「筝春庵(soushunan)」での1日お琴体験レッスンも行っています。母、錦綾子とともに「琴綾会」を主催、京都池坊「こころホール」にて生徒さんと演奏会を開いています。世界遺産・下鴨神社 専属演奏家、輪違屋・島原太夫 専属演奏家。ギターとのDuoをはじめとするジャズユニットMETIAにて、ドラムや尺八との和洋折衷セッションも行います。

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2013年3月1日金曜日

京都 琴(箏)演奏だより (京都 宝鏡寺で太夫さんと)

今朝は家の近くにあります宝鏡寺様の本堂で島原の花扇太夫さんの奉納舞いがあり地方で行きました。宝鏡寺は「百々御所」(どどごしょ)と呼ばれた尼門跡寺院で「人形の寺」とも言われています。宮中から贈られた気品溢れるお雛様や御所人形などをこの春の時期、公開されており昨日までは東寺と同じく「京の冬の旅」の一つとして皆様を受け入れておられました。今日から4月3日までは「春の人形展」の特別の催しをなさいます。お伺いしましたところ何でも今回限りでこちらのお寺の一般公開はご辞退なさるそうですので貴重な公開となります。私は何度かこちらのお寺の特別公開の春のお雛様を見ましたが本当に多くの素晴しいお雛様やお人形の見事な展示に感心しました。今日は一般公開は12時からでしたが開催に先立ち一般から応募されました限られたお客様とお寺のご招待の方々をお迎えして11時より本堂にて特別な催しをされます。江戸期の絵師・狩野探幽筆の「秋草図」と日本画家・河股幸和筆の襖絵の本堂では最初に一絃琴の演奏が奉納され引き続き太夫さんの舞いが行なわれました。舞いの後、花扇太夫さんが太夫の説明やご自身の闘病のことなどお話しされお客様は熱心に聞かれておりました。発病後、5年ぶりに公の場で舞われましたので私も太夫さんの色々なご苦労の道程を想い感無量になりました。どうかご無理なさらず、これからもお元気でお過ごし下さる事を、又ご一緒出来ますことを心より願っております。宝鏡寺の皆様方にお心遣い頂きご丁寧にして頂きましたことを感謝致しております。

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