ブログの説明です
京都を拠点に活動する琴奏者・島崎春美のブログです。生徒さまへのご指導の他にも、各種パーティー、結婚披露宴への出張演奏を行っております。築110年の京町家「筝春庵(soushunan)」での1日お琴体験レッスンも行っています。母、錦綾子とともに「琴綾会」を主催、京都池坊「こころホール」にて生徒さんと演奏会を開いています。世界遺産・下鴨神社 専属演奏家、輪違屋・島原太夫 専属演奏家。ギターとのDuoをはじめとするジャズユニットMETIAにて、ドラムや尺八との和洋折衷セッションも行います。
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2013年1月23日水曜日
京都 琴(箏)教室だより (長靴がない)
今日の京都は少し雨交じりのお天気でした。朝、2歳のミチルちゃんを自転車に乗せてお弟子さんがお稽古に来ました。泣き声がするので何だろうと下へ降りたら来る途中にどうやら片方のピンクの可愛らしい長靴が片方行方不明になってしまったということでここへ着いて気がついたそうです。お正月に実家のお父様に買って貰ったという大切な小さな長靴です。「まあ可哀想、帰りは来た道を絶対に通って帰って。きっと誰かが見つけて置いてくれていると思うし」と言いました。お気に入りの可愛い靴を落としてしまい涙をためていたミチルちゃん。お母さんがお稽古している間はお利口にスマホを貸して貰ってゲームをして待っていてくれました。おやつにチョコとビスケットをあげたらご機嫌になりホッとしました。さあ帰りに又、長靴が片方しかないことに気がついて泣かないかなと案じていましたが大丈夫のようです。昼食を食べながら無くした靴のことが気になっていましたが暫くしてメールが来て私の家の近くのところで見つかったということでした。良かったと安心しました。来る時は少し雨が降っていたからお母さんは焦っていたかも知れませんね。大学生の時から習いに来てくれているけれど今は優しい二人のお母さんになりました。チビちゃんがいると毎日色々なことが起こります。たくましいお母さんになってねと思いました。
2013年1月22日火曜日
京都 琴(箏)演奏だより (長い一日も)
昨日は在京の先生の会がありました。毎年、この季節に開かれておられます。さて此方の演奏会は長丁場で朝11時から開演ですが何時に終わるのか例年誰もわかりません。私は出番が2曲ですが終わりに近く、舞台横にいて幕が開く直前舞台に並べられた箏の調弦を確かめることをご依頼頂いておりますので、昨日はそのことが大切な仕事でもあります。小さな子達が沢山弾かれますし、夫々持ち曲も多いですのでどうしても長くなります。お弟子さんも多いですので舞台での座り位置も「何番目に私は座るの?」となったり「あら楽譜を忘れたわ」「箏爪が取れちゃった」などワイワイ言いながら進行しており思わぬところで幕間に時間がかかったりしています。舞台係りの方が「今日中に終わるんかなあ?」と心配されたりしており大丈夫かなあと案じていましたが、山あり谷ありの道程も進んで行きます。私の体力も大分消耗してきた頃「これで3分の2済みましたわ。」という係りの方の声。「えー、まだ3分の1もあるんかいな」と皆、こけそうになりました。でもまあ何とか終盤に近づいて来ました。「そういえば私も今日演奏あったんです」と気づき?ました。何とか終曲。「終わらない旅はないんやね」と皆と感慨深くお互いの無事を?喜んでお開きとなりました。無事終わって良かった良かった。家に戻り御飯を沢山食べて甘いものも沢山食べました。少し練習もしました。元気で一日過ごせてホッとしています。
2013年1月18日金曜日
京都 琴(箏)演奏だより (千円コンサート)
ここのところ大変温度の低い日が続く京都です。さて昨晩は町家での「千円コンサート」でした。雪がちらちら舞っていましたから来る予定のお客様達が来られなくなったりしましたが、北山等遠くから何と自転車で来て下さった若い方達で楽しい一時となりました。京都駅近くの外国の方々への国内最大規模と言われるゲストハウスで一緒に働いていたお仲間同士ということで一人はフランスへ1年間留学して帰国し将来はパンを作りたいので今はパン屋さんでお仕事されている人、コンピューターミュージックが専門で創作活動している人、台湾に留学後、現在は台北で働いていて一時帰国している人など様々なお仕事をされておりお話しを伺って大変勉強になりました。皆さん夫々の夢を叶えるべく努力されており偉いなあと感心しました。生き難い世の中と言われてはいますが、こうして日々前向きに明るく生きている若い方々は頼もしいですね。頑張って頂きたいと思いました。
2013年1月13日日曜日
京都 琴(箏)だより (練習を)
1月も2週間がたとうとしています。このところ頑張って練習をしています。風邪をひいていますが、病は気からと言いますので、これは風邪だと思わないようにして?過ごしているところです。私は飽き性ではないので気がつけばずっと練習をしていることが多々ありますが近頃は体力的なこともあり身体に負担がかからない様に努力をしています。箏を弾くという作業はきっと身体にはあまり良くないことだと常々感じています。こんな事をしていたら長生きは出来ないだろうなあと思いながら弾いています。かなりの肉体労働をしている感じですので日々メンテナンスしながら一年を過ごしていけたらと思っているところです。
2013年1月1日火曜日
京都 琴(箏)だより (お正月)
明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。 あらあらと言う間に新年が来ました。今年が平和な年でありますようにと祈ります。今日はお出し出来てなかった年賀状を書いてから下鴨神社様へお年始のご挨拶へ行かせて頂きました。神社様の皆様ともお話ししておりましたが今日の京都は本当に良いお天気となりましたので明るい良き新年を迎えられました。この時期はなかなかすっきりと晴れ間が出ないものですが今日は特別の様に感じます。青い空と白い雲がとても綺麗で素敵なお正月です。宮司様に色々なお話しをお伺いして大変勉強させて頂きました。広大な糺の森の自然を維持していかれることは本当に大変なことですし皆様の温かな見守りが必要なのだと痛感致しました。いつお会いしてもお優しく心の広い素晴しい宮司様ですので私共は感銘を受けております。時が流れても美しい自然と温かなお人柄の神社様の皆様によりまして素晴しいところでありますようにと心からお祈り申し上げます。
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