秋の 京都では 文化財特別公開が 行なわれて います。 昨日は 京都 鹿ケ谷に ある 「霊鑑寺」へ 行ってきました。 鹿ケ谷は その昔? 通っていた 学校が ありましたので 6年間 朝な 夕な ここの お寺の 前を 通って 通学して おりました。 生徒さんの お家が 丁度 お寺の 前に ありまして 時々 箏の 調弦など 見てあげたり する為に 何十年 ぶりかで この地を 訪ねて あまりの 人の 多さに (春の 桜の 頃でした) 驚いた 事が あります。 その頃は 近くの 哲学の 小道なども とても 静か でしたから お店屋さんや カフェなどが 沢山 出来た ことにも 驚きました。 その 「霊鑑寺」ですが 私が 通って いた 頃も 今も 普段は 公開 されて いません。 只、春と 秋の 1週間程だけ 特別公開されます。 樹齢 350年と いわれる かえでが 紅葉している 素晴しい お庭は 見事で、 沢山の 方々が 散策 されて いました。 江戸時代に 創建された という 尼門跡寺院 で 代々皇女、皇孫女が 入寺された 故、御所人形なども 残されて います。 狩野派の 作品と いわれる 書院の 障壁画は 見事です。 ご縁が あり、 こちらに 代々残されたきた という 「琴」を 拝見 させて 頂きました。 勿論 糸などは 絹糸でしたので 切れて おりますし 年月を 経て いますので 部品などが とれては いましたが 細身の 少し 丈の 短い 楽筝の ような いでたちで 絃の 数は 13本ありました。 貝なども 埋め込んで あり 大変 華奢な 上品な 琴です。 どうかして 復元されたらと 願って られると 知りましたので 取りあえず 出入りの 琴屋さんに 見て いただこうかと 思って おります。 もし この 琴に 糸が 張れたら どんな 音が するので しょうか? 弾いて あげられたらなあ と その 琴を 見て 愛しく なりました。
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