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京都を拠点に活動する琴奏者・島崎春美のブログです。生徒さまへのご指導の他にも、各種パーティー、結婚披露宴への出張演奏を行っております。築110年の京町家「筝春庵(soushunan)」での1日お琴体験レッスンも行っています。母、錦綾子とともに「琴綾会」を主催、京都池坊「こころホール」にて生徒さんと演奏会を開いています。世界遺産・下鴨神社 専属演奏家、輪違屋・島原太夫 専属演奏家。ギターとのDuoをはじめとするジャズユニットMETIAにて、ドラムや尺八との和洋折衷セッションも行います。

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2013年7月21日日曜日

京都 琴(箏)だより (お琴体験・教員採用試験で)

「箏春庵」でしている「お琴体験」ですが昨日は来週ある教員採用試験の為にどうしても「さくら」を弾けるようにお願いします、というご希望でしたので自宅教室で頑張ってご指導させて頂きました。「さくら」を弾くということよりも一体その試験で使われる箏の状態がどうなっているのかということが問題ですが、わかりませんということでしたので調弦をご自分でとれる様にする必要があると思いました。幸いにも幼少よりずっとピアノを習ってられて絶対音感もある方でしたので助かりました。ピアノなどと違い箏という楽器は最初から調弦されているものではありませんので弾く前にまず、正しく調弦が合わされていませんと何も弾けないことになります。以前は音叉や調子笛などで一音基音を出し其れをもとにして和音などで合わせて自分の耳だけを頼りに音を合わせていくしか方法がありませんでした。今はチューナーという便利なものが存在しますので一音づつ目で確かめながらとっていけば必ず正しい音がとれるようになりす。それでも試験となると時間がかかり過ぎますといけませんし敏速に行なう必要があります。以前一度だけ、お琴を弾いたことがある方でしたのでまあ一生懸命教えていたら何とか調弦と演奏が出来る様になりました。もう試験まで日も無くお家に箏もありませんので条件は非常に厳しくはありますが、色々なお話しを伺いましたらご病気をされてその後、大変過酷な日々を過ごされているにも関わらず強い志を持って懸命に前向きに生きてられる素晴しい方でしたので、きっと上手く弾けると確信しました。まだ19歳ですのに本当にお偉いと感心します。自分が同じ年齢だった頃、いいかげんに過ごしていたことを恥かしく思いました。大丈夫、自信を持って試験にチャレンジして下さいね。ご健闘を祈ります。

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