ブログの説明です

京都を拠点に活動する琴奏者・島崎春美のブログです。生徒さまへのご指導の他にも、各種パーティー、結婚披露宴への出張演奏を行っております。築110年の京町家「筝春庵(soushunan)」での1日お琴体験レッスンも行っています。母、錦綾子とともに「琴綾会」を主催、京都池坊「こころホール」にて生徒さんと演奏会を開いています。世界遺産・下鴨神社 専属演奏家、輪違屋・島原太夫 専属演奏家。ギターとのDuoをはじめとするジャズユニットMETIAにて、ドラムや尺八との和洋折衷セッションも行います。

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2014年5月31日土曜日

京都 琴(箏)教室だより (京都邦楽ストリートに皆と)



ともかく暑い一日でしたが今日は「京都邦楽ストリート」の催しにお弟子さんや尺八の方、ギター教室の小さな生徒さん達、皆と仲良く参加してきました。今年で3回目の参加となります。最初に「お琴体験」を3回してその後演奏を2回します。暑いですので浴衣にしましょうということで少し早いいでたちです。三条会商店街の事務所の処ですが戸を開け放して通りすがりのお客様にも聴いて頂きました。皆でワイワイと賑やかで、お手製の美味しいケーキや山菜おこわのお握りやと作って下さり皆さんに振舞って下さる奇特なお弟子さんもで皆も大喜び。暑いながらも楽しく弾いたりしてお客様にも喜んで頂きました。又、その時の様子は後ほど動画でお知らせ出来たらと思っております。皆も頑張りました!暑い中私達の演奏にお付き合いくださいましたお客様に感謝致しております。ありがとうございました。








京都 琴(箏)だより (常磐津一巴太夫先生の)


本当に暑い京都です。「常磐津一巴太夫」先生は60余年を浄瑠璃一筋に語り続け人間国宝になられたお偉い先生です。現在は大津の方でお住まいですが数年前までは同じお町内に住んでられ、母と私は昔から親交を持たせて頂いております。私達の家の演奏会にはいつも綺麗なお花を届けて下さいます。とても明るく楽しい先生で83歳になられた今も、お元気であちらこちらの舞台に立たれております。23日は常磐津の素語りをされる会をされ聴きに行かせて頂きました。閉幕後に会館で交流会があり皆様から質問を受けられたりと楽しい懇談がありました。「お声を維持する為に普段どの様なことに気を付けてられますか?」との質問に「よく睡眠をとり疲れないようにすること、辛いものは控えています、うがいをよくすること」などお話しになってられました。いつお会いしてもニコニコとなさって楽しいお話をきかせて下さいます。「100歳まで頑張って浄瑠璃を語ります」と皆様に宣言されておりました。どうぞこれからも、お元気で素晴らしい芸を皆様にご披露して下さることを願っております。


2014年5月29日木曜日

京都 琴(箏)だより (老猫さくらとの日々)



14歳になる我が家の愛猫さくらですが寄る年波で老いが目立つようになりました。寒いこの冬は電気座布団の上で一日中寝てばかり、こそっと体重も減りました。動かないので現在は便秘気味です。と言うわけで只今は人間用の便秘薬のお世話になっております。薬局へ行き薬剤師さんに相談しながらあれこれ試していましたがなかなか上手く薬を飲んでくれません。ビオフェルミンから始まってセンナやファイバー状のものやあらゆるものを餌に混ぜたり工夫に工夫を重ねてきました。敵もさるもの、「おかしい、何かヘンだ」と用心して薬の混ざった餌には寄り付かなくなりました。知人に相談し今週からは針の無い注射器の中に錠剤を潰してオリゴ糖で甘くした液体を入れて口を開けさせた一瞬にシュッと投与することに。これが功を奏して今のところ大人しく飲んでくれております。

2014年5月26日月曜日

京都 琴(箏)教室だより (お琴体験 ドイツから)





今朝、「お琴体験したいのですが」とご連絡ありドイツからのお客様をお迎えしました。クラシックギター奏者であり大学でも教えてられるという方です。奥様はピアニストで東京で紀子様にお二人の演奏をご披露されたそうです。「どんな曲を演奏されたのですか?」とお聞きしましたら「さくら」のアレンジしたものとクラシックということでしたよ。神戸在中のドイツ人のお友達と一緒に来られ体験はお一人でされました。近くの二条城へ奥様とお子達はお出かけでしたが体験後の私の演奏を皆で聞きたいとご希望して下さり後で皆で箏春庵へ来られました。ピアノを習わしていますということでお子さん達も箏に興味津々で楽しく箏に触られておりました。いつも思うことですが外国の小さなお子さんは普段はワイワイ賑やかにしていても、とてもお利口で静かにするときは本当に大人しくされます。今日も静かに私の箏を聴いて下さいました。お小さいのに感心します。お父様は箏にとても興味を持たれていたそうで、とても熱心に練習されて色々なこともご質問されました。トレモロの奏法を気に入られて最後に合奏した時に何と大まかなメロディのところは即興でトレモロで弾いて下さいました。嬉しいですね。皆さん、本当に喜んで下さり楽しいひと時を私も過ごさせて頂きました。

2014年5月25日日曜日

京都 琴(箏)教室だより (京都邦楽ストリートの練習)


昨日今日と本当に暑い京都です。31日の土曜日に「京都三条会商店街」で行われる「京都邦楽ストリート」の為の合わせ稽古を昨日に引き続きしました。尺八の方にも加わって頂いてワイワイと楽しく合奏しました。ご依頼頂いて今年で三回目の参加となりますがお弟子さんも楽しみにしています。家の会が終わったばかりですが和やかな雰囲気の演奏ですのでチビちゃん達も嬉しいみたいです。皆で楽しく合奏をして道行く?お客様にお琴や尺八を身近なものとして感じて頂けたらいいなと思っています。「お琴体験」もしておりますのでどうぞ皆様もお時間ありましたらのぞきに来て下さいませ。


京都 琴(箏)教室だより (箏春庵お琴体験 お母さん思いの)



暑くなりました。今朝は可愛いお嬢さんが「お琴体験」に来られました。お家にお琴があるとのこと、訳を聞いてみましたらお母様のお琴だそうです。「私が生まれる前まで母は20年くらい箏を弾いていたそうです」ということで私が教える必要もない方だなあと思いましたが頑張って練習されて最後は合奏を何回か致しました。折に触れて箏を弾くことを勧めてられたお母様だそうですが「今日はきっと母はとても喜ぶと思います」とお話しされておりました。お母様思いのお優しい方だなと感心しました。


2014年5月24日土曜日

京都 琴(箏)演奏だより (京都国際ホテル 僧侶の方々と)




涼しい感じの京都です。今日は京都国際ホテルで妙心寺派の僧侶の方々の
会があり箏演奏をしました。主に愛知の方から大勢300名近くお集まりとのことで明朝はご本山の妙心寺で集われるそうです。お客様、皆様が全員僧侶の方というのは私にとりましては初めてのことです。ロビーや会場やあちらこちらでお会いする方々も勿論そうですので少し緊張しましたが皆様がにこやかで気さくにお声かけして下さいましたので嬉しかったです。ここ国際ホテルは二条城の前にあり昔からありましたので家が近いこともあり長きに渡りよく訪れておりましたが、この12月で閉じられることとなりました。大変残念であり寂しい気持ちで一杯です。今は外資のホテルが多くなり何だか京都人の私にとりましては一つの時代の終わりを感じます。系列のホテルフジタも今は「リッツカールトンホテル」になってしまいました。昔の古き良き京都が遠くなってしまうようでホテルの方と寂しいですねとお話ししておりました。個人的に又、利用しに来ようと思っています。

2014年5月22日木曜日

京都 琴(箏)演奏だより(IISRPのお客様へ演奏、京都アゼクラで)


少し寒い位の京都です。IISRP(国際合成ゴム協会)のゲストの方へ京都アゼクラで演奏をしてきました。「和」でなく出来るだけ「洋」の感じでとご依頼あり今日はギターとの演奏を聴いて頂きました。曲もご存知の曲をとのことでしたので考えて色々弾きましたが「上を向いて歩こう」や「幸せなら手をたたこう」「ルパン三世のテーマ」などが特に喜んで下さって手拍子など入れて下さいました。楽しんで頂いたようでお礼を言われました。良かったです。今日は「サムライ」のパフォーマンスもあり皆さん「スマホ」で一生懸命撮ってられました。「アゼクラ」さんへは初めておじゃましましたが日本的な素敵なところでした。外国からのお客様の催しが多いとのことです。なるほどなあと思いました。





2014年5月20日火曜日

京都 琴(箏)教室だより (和がどんどん好きになります)


「和」文化にどんどん興味が増して着物も買い足していますというお弟子さんがお稽古に又、新しい着物姿で来てくれました。ナント1500円でしたというお着物ですがお洒落で今の季節にいい感じですね。帯揚げも帯締めもこれも又、利口に千円で買ったとか。いいですね。楽しい着物の本も買っていますということで3冊貸してくれました。私もお勉強します!


2014年5月18日日曜日

京都 琴(箏)教室だより (箏春庵お琴体験ドイツから)


いいお天気の京都です。Voyaginさんからご依頼のドイツからのゲストの方が「お琴体験」にみえました。お友達は見ているだけということでしたが後で少し弾いて頂きました。昨日からお寺にお泊りだそうで明日は「座禅」を体験されるそうです。ハープを弾かれるということでしたので音感も良くすぐに上手に弾けて合奏も出来ました。ドイツは2度訪れたことがありますが、通りがかっただけのローテンブルグが可愛いところでしたので、今度行けることがあれば泊まってみたいこと、目の前でリンゴを絞って作ってくれる野天のジュース屋さんのジュースを飲めなく残念だったこと、ジュース屋さんのお店に小さな蜂が一杯いてびっくりしたことなどお話ししていました。23歳のお若いお二人ですのでアニメに興味があり東京の秋葉原へ行ったりしてみましたとのことです。これから大阪などまだ行かれるそうですので楽しい滞在になればと思いました。





京都 琴(箏)教室だより (京大で留学生の方達にお琴体験)


「いけばなインターナショナル主催、留学生の為のいけばなワークショップ」が京都大学 楽友会館で行われ私と母は「お琴体験」を皆さんにご指導させて頂きました。イギリス、アメリカ、中国、インド等世界の国から日本へお勉強に来られて大学でそれぞれ学ばれているということですので日本語もとても上手に話されます。漢字もよく理解されており前向きに学ばれているということがよくわかりました。滞在は何週間かだけという方や何年かという方もあり様々ですが、どの方も明るく熱心に一生懸命弾いて下さいました。当初は20名位の参加ということでしたが50名と大盛況となりましたので短い時間の中で交代しながらです。「もう少し練習出来たらきっともっと上手く弾けると思います」と皆さん話されて寸暇も惜しんでチャレンジされました。洋楽器をなさってる方も多かったのですが「何の楽器もしたことがありません」という方々も熱心に取り組まれておりますので上手に弾かれました。褒めてあげたら「いい先生だから弾くことが出来ました」と優しいお心遣いをして下さりお若い方なのに偉いなあと思いました。箏に皆さんが大変興味を持って下さり「弾いてみたいです」と言って下さったことが私達はとても嬉しく頑張って教えました。初めての方に何かを伝えるということは、こちらもパワーが必要ですが皆さんが喜んで下さるお顔を見ることが一番嬉しいです。今回ご依頼下さった方は昔、私が教えて頂いていたお花の先生ですが私達の為に昨晩お家でわざわざ創って下さったというプリザーブドフラワーをプレゼントして下さいました。綺麗な素敵なお花に癒されているところです、ありがとうございました。








2014年5月16日金曜日

京都 琴(箏)だより (葵祭へ)


昨日は京都の3大祭りである「葵祭り」が行われました。いつもご招待頂いておりますので母が下鴨神社でのお祭りの神事に参加させて頂いております。曇りがちのお天気でしたが暑くなく行列の方々も良かったかも知れません。皆様は頭に葵の葉を飾られ神馬もお利口に行事のお役目を果たします。3回、回り丁寧に頭を下げてと毎年馬の大好きな母が感心しています。厳かな雰囲気の行事ですが神社様の「糺の森」の参道では後で「流鏑馬」の神事も行われており「陰陽」の掛け声と共に勇壮な馬と人との素晴らしい掛け合いが一般の方にもご披露されていました。皆様も又、機会がありましたら是非ご覧になって下さい。




2014年5月14日水曜日

京都 琴(筝)教室だより (頑張りましたフレドリックさん)


11日の門下の会では隣の「箏春庵」で以前「お琴体験」にみえたスウェーデン人のフレドリックさんも参加しました。昨年4月より大阪の日本語学校で学ばれており来月帰国されます。こちらでは一生懸命お勉強されてられますのでかなり日本語を話されます。猫が7匹いるスウェーデンカフェのオーナーのおば様のお家にお手伝いしながら住んでられます。お琴が好きで好きでということで今回弾かれることになりました。「さくら」と「荒城の月」、母と合奏で「さくら」は完璧、ところが「荒城」で後もう少しのところでわからなくなってしまい少し残念なことになりました。舞台袖に戻って本当にしょげられて泣きそうなお顔です。家に筝がなく前日も頑張って大阪から練習に来て上手に合奏出来たのに・・・このまま彼をお国に帰すわけにはいかないなあということで後でリベンジ!舞台の方や琴屋さんにお願いして「荒城」だけを私と今一度チャレンジしました。お客様に舞台で訳を説明して合奏しようとしたら「ブラボー」とお声がかかりました、「演奏後にお願いしますー。」と言って弾きましたら今度は落ち着いて上手く出来ました。彼もニコニコ、優しいお客様から暖かな拍手を頂いて感謝感謝です。良かった良かった。今回の私達の着物は先日コラボ演奏でお世話になった一真工房さんのお着物をレンタルさせて着させていただきました。皆さんとご縁があり無事に会が出来たことをありがたく思いました。

2014年5月12日月曜日

京都 琴(箏)教室だより (琴綾会演奏会終了)


昨日家の「琴綾会演奏会」が京都 池坊学園「こころホール」でありました。毎年5月の2週目の日曜日にしております。五月晴れのいいお天気でしたので皆さん外へお出かけしたいところ、わざわざお客様に来て頂きましてお弟子さん共々感謝致しております。遠くから出演している人、急にお父様がお亡くなりになった方、急性胃腸炎や身体の具合が悪くなって体調を悪くしつつ何とか来られた人、おめでたの方など色々な中から参加してそれぞれに頑張ってそれなりの演奏?が出来ました。一生懸命練習したのになかなか思うように出来なかったということを皆が言われますが、それはそれでいいような気がします。結果が全てではありません、一生懸命努力したことが一番大切なのだと思います。合奏は人と人との思いやりがなければ出来ません。皆が仲良く心を合わせてこれからも楽しくお琴が弾けますようにと祈ります。会を支えて下さった賛助の先生やお琴屋さん、舞台や裏方のお仕事や様々なところで私達を支えて下さっ方々に御礼申し上げます。最後までお付き合いくださった優しいお客様に皆、感謝しております。ありがとうございました。


2014年5月10日土曜日

京都 琴(箏)教室だより (箏春庵お琴体験・コロンビアから)


「箏春庵」で行っている「お琴体験」には色々な国の方々が来られております。今日は「おススメ京都」さんからご依頼のゲストの方が「コロンビア」から来て下さいました。「以前、日本の琴の演奏をテレビで見て是非弾いてみたいと思いました」とのことで和の旋律や調弦をとても気に入って下さり一生懸命弾いて下さいました。遠くコロンビアから来られ一日だけの京都滞在中に琴を弾きに来て下さったことに私はとても嬉しかったです。コロンビアのかなり高地の方にお住まいで、現地の気候は涼しいそうです。今回初めての日本で「東京は人が一杯で驚きました。日本の物価は高いですね、コロンビアでは月3万円位の平均月収ですよ」と話されておりました。お琴体験後に演奏を聴いて頂きましたら、とても喜んで下さり涙を流されて本当に恐縮しました。京都の良き思い出になればと願います。兵庫のご友人と仲良くお写真撮られました。



2014年5月8日木曜日

京都 琴(箏)教室だより (演奏会の題字)


お弟子さん達の演奏会の時に舞台に出す曲目を書いた「題字」が出来てきました。いつも知人のお習字の先生にお願いして腕を奮って書いて頂いております。曲目ごとに筆を変えたりしながら曲をイメージして書き方もそれぞれに趣向を凝らしてありますので皆様から大変好評です。力強かったり 繊細であったり、見ているだけで楽しくなります。今日皆と合わせ稽古をしながら一つづつ見ていて「題字に合うようないい演奏をしないといけないなあ」とかワイワイ
と言っておりました。犬が大好きでご夫婦の愛娘?である大きな秋田犬の「きてぃちゃん」を車にのせて届けて下さいました。