
雨が降り少し秋めいた京都です。演奏に出かけた先で手元に置いている懐中時計があります。常磐津一巴太夫先生の何かの記念の時に戴いたものでしたが、とても見やすいので大切にして使っています。その先生が先日お亡くなりになりました。子供達の為に芸をご指導されていた旅先でのこととご家族からお伺いしました。お母様が芸に明るい方でお小さい時からお母様に連れられてお稽古や何やといつもご一緒されていたと母から聞いていました。以前のお家が同じお町内ということもあり昔から温かな交流を持たせて頂いて折につけて先生の芸のご苦労話しや支えられた良きお母様のことなど沢山お話しをして下さいました。喉をことのほか大切になさって楽屋では大きな声?でガラガラーといつもうがいをされて万全を期しておられました。恰幅の良い大きな先生はお顔がみえると大きな声で「春美ちゃん元気ですか?」とお声かけして下さりニコニコとしてお話しして下さいました。少し前の会の後の懇親会で久しぶりにお会いした時に大きかった先生が小さく細くなってられて驚きましたがまさかこんなに早く旅立たれるとは思いませんでした。本当に寂しいです。芸の道に生きられお若い方の指導にも力を注がれていた本当に素晴らしい先生でした。 合掌
0 件のコメント:
コメントを投稿